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造作ベンチソファの製作施工例

施工例

今回は造作ベンチソファ(ラウンド型)の製作事例をご紹介いたします。

リビング内、ラウンド型のテーブルを設置するにあたり、造作ベンチの張り物部分を製作をいたしました。造作部分は、別途木工業者様の製作となるため、寸法を合わせて張り物を乗せた形となります。クッション材のみで製作することもありますが、張り物部分は、背・座共に内部を木枠組で製作し、ウレタンでの肉付け後に、生地を張った状態となっております。今回は、搬入動線を事前に確認できたこともあり、背・座それぞれ大きく1パーツでの製作となりました。(逆に搬入動線によっては、背・座共にいくつかのパーツに分割する必要も出ます。)

背側を断面で見ると傾斜が入っているため、木枠を製作する場合には曲げベニヤを使用するか、束を立ててベルトで曲線状につないで成形するかのいずれかの方法がありますが、今回は、内部にベルトを貼り曲線を滑らかに出しました。

仕上りを側面から見ると、傾斜が入っているのが明確に分かります。

このように傾斜を入れて製作する際、大きく1パーツで製作する場合、生地の目の方向を合わせるために剥ぎ目が入ります。生地のテクスチャーから、今回はあまり目立たないものとなりましたが、プレーンの生地で製作する場合は、剥ぎ目が入ることはあらかじめ把握する必要が出ます。

上物のみの画像がこちら。

※上の画像内、背に2か所剥ぎ目が入っていますが、あまり目立ちませんでした。

造作家具部分との接合箇所は曲線形状の場合は特にすき間が出ることを避けたいため、背面側にもウレタンを入れて、設置の際にはウレタンを潰しながらセットします。また、トップの位置は木工部分から、10~15mm程度張り物の高さを勝たせるのが、納まりとしては自然になります。

弊社での製作部分は、生地張り部分のみとなっておりますが、木工造作部分からのご相談も承っております。イメージ・図面からのご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。

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